中間業績 株主通信（事業報告書） | SHOWA CORPORATION 株式会社ショーワ

ッ ・シ ー ・ フ ャ ・ ー・ ッ

ッシ ・シ ー ・ ー・ ー・ ッ

ャ ・シ ー ・ ッ 和

シ ー ・ ・ ー ・ ッ

シ ー ・ ー ー （ ）・ ー・ ッ

業 和

・シ ー ・

ー ッ

（ ー）

・シ ー ・

ー ッ

（ ー）

・シ ー ・

ー ッ

（ロ ）

シ ー ・ ・

ー ッ

シ ー ・ ・ ・ ー

シ ー ・ ・ ・ シ ・ ー 和

上 和

ー・ ー・シ ー ・ シ ・ フ ャ

ショーワグループの概要

■事業の内容

当社グループは、当社並びに子会社15社及び関連会社3社で構成され、主に自動車用部品の製造販売等の事業を行っています。

■当社の本社、工場及び研究・開発部門

本　社 埼玉県行田市藤原町一丁目

14

1

工　場 埼玉（埼玉県行田市）、秦野（神奈川県秦野市）、御殿場（静岡県御殿場市）、浅羽（静岡県袋井市）、

名古屋（愛知県春日井市）

研究・開発部門 4輪開発センター（栃木県芳賀郡芳賀町、埼玉県行田市）

2輪開発センター（静岡県袋井市）

本社 工場

グループ企業 研究・開発部

輪開発センター（栃木） 輪開発センター（埼玉）

株式会社ホンダカーズ埼玉北

２輪開発センター（浅羽）

株式会社九州ショーワ

秦野工場 名古屋工場

本社・埼玉工場 株式会社ショーワ精工 御殿場工場（第一・第二）

浅羽工場

日本国内拠点

ショーワのネットワーク

■グループ会社の状況

連結子会社

株式会社九州ショーワ 株式会社ショーワ精工 株式会社ホンダカーズ埼玉北

ショーワ・カナダ・インコーポレイテッド アメリカン・ショーワ・インコーポレイテッド ニッシン・ショーワ・ユー・ケー・リミテッド

ショーワ・オートパーツ（タイランド）・カンパニー・リミテッド ピー・ティー・ショーワ・インドネシア・マニファクチャリング サミット・ショーワ・マニファクチャリング・カンパニー・リミテッド

ショーワ・インダストリア・エ・コメルシオ・リミターダ 上海昭和汽車配件有限公司

ショーワ・インディア・プライベート・リミテッド ショーワ・ド・ブラジル・リミターダ

広州昭和汽車零部件有限公司

持分法適用関連会社

成都寧江昭和汽車零部件有限公司 開発工業股份有限公司

株主の皆様へ

　株主の皆様にはますますご清栄のこととおよろこび申し上げます。 　平素は格別のご支援を賜り厚くお礼申し上げます。

　第103期中間期（平成22年4月1日から平成22年9月30日まで）の業績をとりまとめ ましたので、ご報告申し上げます。

　当社を取り巻く経済情勢は、景気は、各国の景気刺激策等の効果もあり、米国では 高失業率等の懸念材料はあるものの、緩やかに回復し、欧州においても内需が持ち直し 傾向にあり、緩やかに回復しております。また、日本では着実に持ち直しておりましたが、 急激な円高等により景気は足踏み状態となりました。中国、インドでは内需を中心に拡大し、 アジアでは総じて景気は回復しています。自動車市場におきましては、日本、北米では 新車買換え支援策等の優遇政策の効果により、生産・販売ともに前年同期を上回りました。 また、中国、インドでは市場が拡大し、アジアにおいては市場が好調に推移し、世界 全体では総じて前年同期を上回りました。

　この結果、売上高につきましては、1,187億8千万円と前年同期に比べ26.8％の増収と なりました。利益につきましては、売上の増加および前期より継続する生産体質の改善、 事業運営の効率化等の諸施策や徹底した費用の削減等の効果により、営業利益は、46億 6千6百万円（前年同期は営業損失41億6千1百万円）、経常利益は、38億4千2百万円 （前年同期は経常損失29億1千9百万円）、四半期純利益は、1億8千万円（前年同期は

四半期純損失44億9千6百万円）となりました。

　当中間期の業績は、自動車需要の増加による売上高の増加や、改善諸施策の効果により、 売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、前回予想を上回りました。

　通期（平成22年4月1日から平成23年3月31日まで）の業績予想においては、為替・ 金融市場の変動など景気の下振れ、日本における新車買換え支援策終了による需要減が 懸念されるものの、当中間期の連結業績を踏まえて、平成22年7月30日の対外発表時点の 予想を変更しております。

　なお、当期の配当予想につきましては、中間期末、期末とも未定としておりましたが、 中間期末の配当につきましては、平成22年10月29日開催の当社取締役会におきまして、 現在の事業環境および業績を勘案のうえ、慎重に検討いたしました結果、誠に遺憾ながら 見送らせていただくことを決議いたしました。

　期末配当につきましては、引き続き未定とさせていただき、今後の事業環境および業績 等を見据え、総合的に勘案のうえ、決定次第速やかにお知らせいたします。

　当社グループの事業展開としましては、依然厳しい環境下におかれているとの認識のもと、 ｢生産基盤の再構築｣、｢収益性の改善｣、｢次期11次中期3ヶ年への布石｣を経営課題として 掲げ、企業体質の強化を目指し、展開してまいりました。

　生産基盤の再構築におきましては、浅羽工場への2輪車事業の集約およびボート事業の 移管が完了し、名古屋以西の得意先向け四輪車用ショックアブソーバの生産ラインの名古屋 工場への移管が年内に完了する見通しであります。収益性の改善につきましては、内外作 戦略の見直しと実施、原価低減活動の継続展開をしてまいりました。次期11次中期3ヶ年 への布石につきましては、成長するアジア二輪車市場におけるタイムリーな製品開発を 目的として、平成22年10月にタイ購買センター内に２輪開発拠点の設置をいたしました。 　再構築された生産体制は、収益性の改善に向けた事業運営の効率化、将来を見据えた 企業体質の強化に向け、これからのショーワを築くための第一歩であるということを念頭に 置き事業展開してまいります。

中間連結業績の概況

◆

業績のハイライト

単位 百万円

上期 通期

◆経常利益 単位 百万円

上期 通期

通期 １株当たり当期純利益当 期 純 利 益 上期

上期 通期

◆当期純利益 1株当た 当期純利益

単位 百万円 単位 円

◆純資産 1株当た 純資産 単位 百万円

１株当たり純資産純   資   産

◆

当中間期の状況

　当中間期における当社グループを取り巻く事業環境は、 景気は、各国の景気刺激策の効果もあり、米国、欧州では 緩やかに回復しております。日本では着実に持ち直して おりましたが、急激な円高等により、景気は足踏み 状態が続いております。また、中国、インドを含む アジア地域では、景気が拡大、回復となり、世界全体では 総じて回復基調となりました。

　自動車業界においては、日本、北米では新車買換え 支援策等の優遇政策の効果により、生産・販売ともに前年 同期を上回りました。また、中国、インドでは市場が 拡大し、アジアにおいては市場が好調に推移し、世界全体では 総じて前年同期を上回りました。

　この結果、

売上高 1,187億8千万円 前年同期比 26.8％増 営業利益 46億6千6百万円 前年同期営業損失 41億6千1百万円 経常利益 38億4千2百万円 前年同期経常損失 29億1千9百万円 四半期純利益 1億8千万円 前年同期四半期純損失 44億9千6百万円 となりました。

◆

報告セグメント別業績

◆

日本

　新車買換え支援策等の優遇政策の影響を受け、主に 四輪車用部品の販売が増加し、売上高は、631億 6千万円となりましたが、営業損失は、2千3百万円と なりました。

◆

北米

　米国、カナダでは自動車市場の回復に伴い、主に 四輪車用部品の販売が増加し、売上高は、276億 8百万円となり、営業利益は、7千7百万円となりました。

◆

南米

　ブラジルでは市場の回復に伴い、二輪車用部品の 販売が増加し、売上高は、102億9千6百万円となり、 営業利益は、4億9千4百万円となりました。

◆

アジア

　インドネシア、タイでは二輪車用部品、四輪車用 部品の販売がともに増加、また、インドでは市場の好調に 伴い、四輪車用部品が増加となり、売上高は、211億 6千3百万円となり、営業利益は、37億9百万円となり ました。

◆

中国

　拡大する自動車市場において、四輪車用部品の販売が 増加となり、売上高は、118億1百万円となり、 営業 利益は、11億5千8百万円となりました。

◆

その他

　その他売上高は、45億9千9百万円となり、営業 損失は、3億4百万円となりました。

（注記） 当社グループは、平成23年3月期第1四半期 決算より、マネージメントアプローチの観点から 従前の事業の種類別セグメント情報及び所在地別 セグメント情報を地域別の報告セグメント情報へ 変更しております。

◆

通期の見通し

　通期（平成22年4月1日から平成23年3月31日）の 見通しとしましては、各国の景気刺激策の効果により、 米国では緩やかに回復、欧州では緩やかに持ち直し、 日本では持ち直しに向かうと見込まれております。また、 ア ジ ア に お い て は、 中 国 及 び イ ン ド で は 緩 や か な テンポで拡大、その他のアジア地域では、回復傾向が 続くと見込まれております。世界全体では総じて持ち直し、 回復傾向の見通しであります。

　自動車業界につきましては、特に日本国内における 新車買換え支援策終了による需要減が想定され、また、 海外景気の下振れ、日本における急激な円高、株式・ 金融市場の大幅な変動、雇用情勢の悪化など、依然、 先行き不透明で、厳しい環境にあると認識しております。 　当社グループの事業展開としましては、引き続き最適な 生産体制の構築のための諸施策を完遂し、収益の改善に 取組み、財務体質、生産体質の強化を図ってまいります。 　通期の業績は、業務の効率化や費用削減等の諸施策 および移管・集約による改善効果、前提為替レートの 変化などを踏まえて、以下の通り予想を修正しております。

前期比 売 上 高 2,300億円 10.8％増 営 業 利 益 70億円 －

経 常 利 益 60億円 －

当 期 純 損 失 2億円 －

　為替レートは、通期平均で、1米ドル＝87円、1ユー ロ＝116円を前提としております。

■報告セグメント別売上高

　（外部

に対 る売上高）

日　本 45,715 （38.5 ）

北　米 27,304 （23.0 ） 南　米

10,296 （8.7 ）

アジア 20,967 （17.6 ）

中　国 10,070 （8.5 ）

その他 4,425 （3.7 ）

中間連結財務諸表

中間連結貸借対照表 中間連結損益計算書

期別 科目

前中間期

自　平成21年4月 1 日 至　平成21年9月30日

当中間期

自　平成22年4月 1 日 至　平成22年9月30日

売 上 高 93,698 118,780

売 上 原 価 86,915 103,117

売 上 総 利 益 6,783 15,662

販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 10,944 10,996 営業利益又は営業損失（△） △4,161 4,666 営 業 外 収 益

受 取 利 息 201 229

受 取 配 当 金 44 62

持 分 法 に よ る 投 資 利 益 122 214

為 替 差 益 939 －

雇 用 調 整 助 成 金 164 －

補 助 金 収 入 － 411

そ の 他 222 105

営 業 外 収 益 合 計 1,695 1,023 営 業 外 費 用

支 払 利 息 430 390

為 替 差 損 － 1,360

そ の 他 23 97

営 業 外 費 用 合 計 453 1,847 経常利益又は経常損失（△） △2,919 3,842

特 別 利 益

固 定 資 産 売 却 益 5 18

特 別 利 益 合 計 5 18

特 別 損 失

固 定 資 産 売 却 損 4 49

固 定 資 産 廃 棄 損 85 192

減 損 損 失 116 31

資 産 除 去 債 務 会 計 基 準 の

適 用 に 伴 う 影 響 額 － 68

特 別 損 失 合 計 206 342

税金等調整前四半期純利益又は

税金等調整前四半期純損失（△） △3,120 3,517

法 人 税 等 1,043 1,634

少数株主損益調整前四半期純利益 － 1,882

少 数 株 主 利 益 332 1,702

四 半 期 純 利 益 又 は 四 半 期 純 損 失（ △ ） △4,496 180 期別

科目 （平成22年９月30日）当中間期末

前 期 末 に 係 る 要約連結貸借対照表

（平成22年3月31日） ◆資産の部

流 動 資 産

現 金 及 び 預 金 14,297 14,651

受 取 手 形 及 び 売 掛 金 32,685 32,342

商 品 及 び 製 品 4,278 5,079

仕 掛 品 3,350 4,096

原 材 料 及 び 貯 蔵 品 15,069 16,424

そ の 他 10,054 9,492

貸 倒 引 当 金 △132 △150

流 動 資 産 合 計 79,602 81,936 固 定 資 産

有 形 固 定 資 産

建物及び構築物（純額） 18,129 18,002

機械装置及び運搬具（純額） 33,991 38,380

そ 　 の 　 他（純額） 16,096 14,187

有 形 固 定 資 産 合 計 68,217 70,570

無 形 固 定 資 産 750 775

投 資 そ の 他 の 資 産

投 資 有 価 証 券 10,183 11,088

そ の 他 2,977 2,891

貸 倒 引 当 金 △16 △15

投 資 そ の 他 の 資 産 合 計 13,145 13,964 固 定 資 産 合 計 82,113 85,310 資 産 合 計 161,716 167,247

◆負債の部 流 動 負 債

支 払 手 形 及 び 買 掛 金 26,050 26,495

短 期 借 入 金 14,572 15,085

未 払 金 及 び 未 払 費 用 8,818 8,793

未 払 法 人 税 等 932 1,216

製 品 保 証 引 当 金 1,311 1,253

賞 与 引 当 金 2,462 2,456

役 員 賞 与 引 当 金 － 47

関係会社整理損失引当金 389 2,776

そ の 他 2,195 2,426

流 動 負 債 合 計 56,733 60,550 固 定 負 債

長 期 借 入 金 11,521 12,436

製 品 保 証 引 当 金 940 902

退 職 給 付 引 当 金 4,965 4,655

役 員 退 職 慰 労 引 当 金 310 405

そ の 他 3,906 3,242

固 定 負 債 合 計 21,644 21,642

負 債 合 計 78,377 82,193

◆純資産の部 株 主 資 本

資 本 金 12,698 12,698

資 本 剰 余 金 13,455 13,455

利 益 剰 余 金 49,964 49,784

自 己 株 式 △52 △52

株 主 資 本 合 計 76,065 75,885 評 価 ・ 換 算 差 額 等

その他有価証券評価差額金 3,924 4,494

繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 － △16

為 替 換 算 調 整 勘 定 △10,768 △9,750

評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 △6,844 △5,272 少 数 株 主 持 分 14,116 14,440 純 資 産 合 計 83,338 85,054 負 債 純 資 産 合 計 161,716 167,247

単位：百万円／未満切捨

（

）

（

）

単位：百万円／未満切捨

◆資産、負債、純資産の状況

　当中間期末の総資産は、1,617億1千6百万円となり、前期末に比べ55億 3千1百万円減少しました。

　流動資産は、商品及び製品、原材料及び貯蔵品など為替換算の影響もあり 減少し、前期末に比べ23億3千4百万円減少しました。

　固定資産は、機械装置及び運搬具など為替換算の影響もあり減少し、 前期末に比べ31億9千6百万円減少しました。

中間連結キャッシュ・フロー計算書 単位：百万円／未満切捨

期別 科目

前中間期

自　平成21年4月 1 日 至　平成21年9月30日

当中間期

自　平成22年4月 1 日 至　平成22年9月30日

営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前四半期純利益又は

税金等調整前四半期純損失（△） △3,120 3,517

減 価 償 却 費 5,409 4,878

減 損 損 失 116 31

貸倒引当金の増減額（△は減少） △10 △10

製品保証引当金の増減額（△は減少） △34 137

役員賞与引当金の増減額（△は減少） △39 －

退職給付引当金の増減額（△は減少） 420 311

関係会社整理損失引当金の増減額（△は減少） － △2,386

受 取 利 息 及 び 受 取 配 当 金 △246 △292

支 払 利 息 430 390

為 替 差 損 益（△は益） △154 104

持分法による投資損益（△は益） △122 △214

雇 用 調 整 助 成 金 △164 －

補 助 金 収 入 － △411

有形固定資産除売却損益（△は益） 84 224

売上債権の増減額（△は増加） △1,559 △1,694

たな卸資産の増減額（△は増加） 3,933 1,903

仕入債務の増減額（△は減少） 270 △200

資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額 － 68

そ の 他 1,275 819

小 計 6,489 7,176

利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額 397 310

利 息 の 支 払 額 △416 △388

雇 用 調 整 助 成 金 の 受 取 額 164 －

補 助 金 の 受 取 額 － 400

法 人 税 等 の 支 払 額 △965 △1,924

法 人 税 等 の 還 付 額 ー 1,365

営業活動によるキャッシュ・フロー 5,671 6,939 投資活動によるキャッシュ・フロー

定 期 預 金 の 預 入 に よ る 支 出 △408 －

定 期 預 金 の 払 戻 に よ る 収 入 230 2,407

有形固定資産の取得による支出 △8,033 △3,812

有形固定資産の売却による収入 11 98

投資有価証券の取得による支出 △85 △106

短 期 投 資 に よ る 支 出 － △5,053

短 期 投 資 に よ る 収 入 － 1,448

そ の 他 △1 △79

投資活動によるキャッシュ・フロー △8,287 △5,097 財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の純増減額（△は減少） 44 △4,225

長 期 借 入 れ に よ る 収 入 5,000 2,729

長期借入金の返済による支出 △214 △3,479

セール・アンド・リースバックによる収入 － 1,006

配 当 金 の 支 払 額 △533 △1

少数株主への配当金の支払額 △589 △1,597

そ の 他 △10 △36

財務活動によるキャッシュ・フロー 3,697 △5,603 現金及び現金同等物に係る換算差額 △549 686 現金及び現金同等物の増減額（△は減少） 530 △3,075 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 首 残 高 5,206 12,449 現金及び現金同等物の四半期末残高 5,737 9,374

◆キャッシュ・フローの状況

　当中間期末における現金及び現金同等物（以下「資金」という）の残高は、 前期末に比べ、30億7千5百万円減少し、93億7千4百万円となりました。 　当中間期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の とおりです。

（営業活動によるキャッシュ・フロー）

　営業活動により得られた資金は、前年同期に比べ、関係会社整理損失 引当金の減少などはありましたが、たな卸資産の減少および税金等調整前 四半期純利益の増加などにより12億6千8百万円増加し、69億3千9百万円と なりました。

（投資活動によるキャッシュ・フロー）

　投資活動により使用した資金は、主に短期投資による支出はありましたが、 有形固定資産の取得による支出が減少したことなどにより前年同期に比べ、 31億9千万円減少し、50億9千7百万円となりました。

（財務活動によるキャッシュ・フロー）

　財務活動により使用した資金は、56億3百万円となり、前年同期に比べ 93億円支出が増加しました。これは主に、長・短期借入金の返済による 支出が増加したことによるものです。

トピックス

SRT事業内容

開 発 機 能

・地域性に密着した二輪車 用ショックアブソーバの 研究開発や市場調査 ・現地サプライヤーの新規

開拓支援

購 買 機 能

・アセアン地域からの部品 調達

・地 域 内 サ プ ラ イ ヤ ー の 情報収集

・データベースの構築 ・部品の集約 ・廉価部品の輸出

　2010年10月、SHOWA REGIONAL CENTER（THAILAND） CO., LTD.（略称：SRT）内に新たに二輪開発拠点を設置しました。 成長するアジア二輪車市場におけるタイムリーな製品開発を目的とし、 アジア市場向け二輪車用ショックアブソーバの研究開発及び市場 調査や既存の購買機能との連携による現地サプライヤーの新規開拓 支援等を行い、業務拡大に向け取り組んでまいります。

　最適な生産体制の構築の一環として、2010年9月、当社子 会社であります株式会社ショーワ精工が当社秦野工場敷地内から 秦野市平沢工業団地の新社屋（延床面積：5,172㎡）へ移転 いたしました。同社は、高度な切削、研磨技術を有し、四輪車用 部品の加工を行っております。今回、アメリカン・ショーワから チタン炉を移管し、ショーワグループで唯一チタンコーティングが できる拠点となりました。

　今後、これらの技術を生かした業容の拡大、そして更なる生産 体質の向上を目指してまいります。

1

タイに二輪開発拠点を設置

2

株式会社ショーワ精工、新社屋へ移転

　当社では、乗り心地と速さの両立を追求し、フリクションの低減と減衰力による車両の挙動変化の 制御の実現を目的として、スプリングとダンパーを左右独立に配置する新機構のショックアブソーバ （フロントフォーク）、SFF（Separate Function Front Fork）を開発しました。本機種は、

スプリングを一本化したことにより、フリクションを従来に比べ約25%低減するとともに、大幅な 軽量化にも成功しました。また、ダンパーには分離加圧式を採用し、常に安定した減衰力を得ることで、 車両の挙動変化を抑えることが可能になりました。

　モトクロスレースでその性能は実証されており、市販車としては川崎重工業㈱のモトクロス用車両 KX250Fに初めて採用されました。ハイパフォーマンスな性能を武器に、今後も拡販活動を 展開してまいります。

当社の概況

◆設　立

　昭和

13

年

10

月

28

日　　

◆資本金

126

億

9

千

8

百万円　　

◆従業員数

3,310

名

◆主要製品

区　　分 主　　要　　製　　品

自 動 車 用 部 品 四輪・二輪車用ショックアブソーバ、パワーステアリング、プロペラシャフト、ガススプリング、

オートマチックトランスミッション部品、デファレンシャルギヤ、その他四輪・二輪車用駆動系部品

そ の 他 船外機用パワーチルトトリム、シリンダ、ポンプアンドモータ、産業用各種油圧シリンダ、

事務機器用ガススプリング、製造機械設備等、自動車の販売等

二輪車用部品 四輪車用部品

ボート用部品

ショックアブソーバ

パワーステアリング

デファレンシャルギヤ ガススプリング

パワーチルトトリム

駆動系部品 ショックアブソーバ

◆大株主の状況

37.64

（120名）

29.54

（40名）

15.39

16.12

（115名）

その他の法人

1.31

金紪 品取 業者

単位：円

◆株価推移

◆株式の状況

◆所有者別株式分布

◆役員

発行可能株式総数 180,000,000株 発行済株式の総数 76,020,019株

株 主 数 8,488名

株　　　　主　　　　名 持　株　数（株） 出資比率（％）

本 田 技 研 工 業 株 式 会 社 25,447,856 33.48 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口） 4,275,600 5.62 日本マスタートラスト信託銀行株式会社（信託口） 3,267,600 4.30 資産管理サービス信託銀行株式会社（年金信託口） 2,393,000 3.15 ザ バンク オブ ニユーヨーク トリーテイー ジヤスデツク アカウント 2,281,300 3.00 株 式 会 社 三 菱 東 京 ＵＦＪ 銀 行 2,151,480 2.83 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口9） 2,092,400 2.75 シ ョ ー ワ 持 株 会 1,711,360 2.25 シービーエヌワイデイエフエイインター

ナショナルキャップバリューポートフォリオ 1,357,200 1.79 ア ー ル ビ ー シ ー デ ク シ ア イ ン ベ ス タ ー サ ー ビ ス バ ン ク

アカウントルクセンブルグノンレジデントドメスティックレート 1,227,330 1.61

※は、社外監査役です。

取 締 役

_{杉 野 光 生}

小 田 　 輝

_{和 田 　 章}

長 尾 　 岳

_{板 垣 豊 隆}

佐 藤 祐 悦

_{杉 山 伸 幸}

常勤監査役

_{青 山 哲 郎}

錦 織 哲 生

_{岩 上 　 宏}

佐 野 正 彦

取締役社長

飯 山 和 人

取締役副社長

前 川 泰 久

株主メモ

事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで

定 時 株 主 総 会 6月

期 末 配 当 金

受 領 株 主 確 定 日 3月31日 中 間 配 当 金

受 領 株 主 確 定 日 9月30日

基 準 日 定時株主総会については3月31日　その他必要があるときは、あらかじめ公告いたします。

公 告 方 法 東京都において発行する日本経済新聞に掲載する方法により行います。

株 主 名 簿 管 理 人 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号

特別口座　口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社

同 事 務 取 扱 所 〒137-8081　東京都江東区東砂七丁目10番11号

（お問合せ先） 三菱UFJ信託銀行株式会社　証券代行部 フリーダイヤル　0120-232-711

単 元 株 式 数 100株

証 券 コ ー ド 7274

株券電子化に伴うご注意

（１）株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理機 関（証券会社等）で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人（三菱UFJ 信託銀行）ではお取り扱いできませんのでご注意ください。

（２）特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上 記特別口座の口座管理機関（三菱UFJ信託銀行）にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。

〒361-8506　埼玉県行田市藤原町1-14-1　TEL.048（554）1151（代）この小冊子は、「植物性インキ」を使用し、有機溶剤等を使用しない環境に

株主メモ

事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで

定 時 株 主 総 会 6月

期 末 配 当 金

受 領 株 主 確 定 日 3月31日 中 間 配 当 金

受 領 株 主 確 定 日 9月30日

基 準 日 定時株主総会については3月31日　その他必要があるときは、あらかじめ公告いたします。

公 告 方 法 東京都において発行する日本経済新聞に掲載する方法により行います。

株 主 名 簿 管 理 人 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号

特別口座　口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社

同 事 務 取 扱 所 〒137-8081　東京都江東区東砂七丁目10番11号

（お問合せ先） 三菱UFJ信託銀行株式会社　証券代行部

フリーダイヤル　0120-232-711

単 元 株 式 数 100株